日商エレ、米Meruの無線LANシステムを発売

日商エレクトロニクスは米Meru Networksが開発した無線LANシステム「メルーコントローラ」と「メルーアクセスポイント」の販売を開始した。

» 2004年06月22日 19時38分 公開
[ITmedia]

 日商エレクトロニクスは6月22日より、米Meru Networksが開発した無線LANシステム「メルーコントローラ」と「メルーアクセスポイント」の販売を開始した。

 メルーコントローラ/メルーアクセスポイントは、不正な端末からのアクセスを防ぎながら、アクセスポイント間のシームレスな移動と安定した接続を可能にする無線LANシステム。パケットロスや遅延などに厳しい、VoIPをはじめとするミッションクリティカルなアプリケーションについても、安定した通信を提供するという。

 特徴としては、端末管理を効率的に行うことで、従来システムに比べ5倍の密度でクライアントを収容できること、アップストリーム(上り)通信も含めたQoSや音声通信をあらかじめ認識する機能によって、VoIPや大容量通信を安定して実現できることなどが挙げられる。

 価格は、メルーアクセスポイントが9万円から、メルーコントローラは210万円から。一般企業のほか研究所や大学、公共機関など幅広い顧客向けに、VoIPと組み合わせたモバイルセントレックスソリューションの一部として販売していく。

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