CA、コンテンツセキュリティ製品を日本でも展開

CAは、URLフィルタリングや機密情報の社外流出監視といった機能を提供するコンテンツセキュリティソフトウェア、「eTrust Secure Content Manager v1.1日本語版」を発表した。

» 2004年06月25日 18時15分 公開
[ITmedia]

 コンピュータ・アソシエイツは6月24日より、URLフィルタリングや迷惑メールのブロック、機密情報の社外流出監視といったさまざまな機能を提供するコンテンツセキュリティソフトウェア、「eTrust Secure Content Manager v1.1日本語版」(eTrust SCM)の販売を開始した。

 eTrust SCMには、企業のゲートウェイ部分でコンテンツセキュリティを実現する「eTrust SCM Gateway」と、個々のクライアント端末やサーバのウイルス対策も含んだ「eTrust SCM Suite」がある。いずれも、業務に無関係なWebサイトへのアクセスを制御し、Web経由で広まる悪意あるプログラムをブロックする機能を提供。さらに、迷惑メールのフィルタリングを行う一方で、企業の機密情報が含まれた電子メールが社外に送られないかどうかを監視する。

 コンピュータ・アソシエイツでは、同様のコンテンツセキュリティ機能を提供する製品を個別に導入する場合に比べ、3分の2から2分の1程度の価格で導入できるとし、主に従業員1000人以下の中堅/中小企業向けに販売していく。eTrust SCMの動作プラットフォームはWindows 2000/XP、Windows Server 2003などで、価格はeTrust SCM Gatewayが10万6000円から、eTrust SCM Suiteは16万6000円から(いずれも20ライセンスの場合)。8月末より出荷を開始する。

 なお同社は合わせて、ウイルス対策製品および不正侵入検知システムの新バージョン、「eTrust Antivirus 7.1日本語版」と「eTrust Intrusion Detection 3.0 SP1日本語版」もリリースしている。

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