ネクストコム、SSL-VPN機器の運用アウトソースサービスを提供

ネクストコムは、米AventailのSSL-VPNアプライアンス「EX-1500」の導入から運用、監視までをアウトソースする「NextCom CyberWatch for SSL-VPN」の提供を開始した。

» 2004年07月03日 01時11分 公開
[ITmedia]

 ネクストコムは7月1日より、米Aventailが開発したSSL-VPNアプライアンス「EX-1500」の導入から運用までをアウトソースするサービス「NextCom CyberWatch for SSL-VPN」の提供を開始した。

 SSL-VPNは、Webブラウザから企業システムへの安全なリモートアクセスを可能にする仕組み。IPSec-VPNに比べ、クライアントに専用ソフトウェアを導入することなく容易に利用できることが特徴だ。ただ、それでもなお、24時間365日体制でシステムを管理するためのエンジニアの確保や設備投資といった対応が必要だ。

 NextCom CyberWatch forSSL-VPNは、こうした部分を補うため、同社と三井物産、Aventailの協業に基づいて提供されるサービスだ。EX-1500をレンタル形式で提供し、導入、設定作業を顧客に代わって専任スタッフが行うほか、ネクストコムの監視センターから24時間365日体制で機器の死活監視や障害対応を行う。またファームウェアのアップデート作業なども代行する。

 サービス料金は、初期設定費用10万円、月額基本料金5万円のほか、利用したユーザーID数に基づく月額料金が必要になる。月額料金は1ユーザー当たり800円から。

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