センチュリー・システムズ、プロトコルを限定し価格を抑えたSSL-VPN製品

センチュリー・システムズは、SSL-VPNアプライアンス「FutureNet MV-630」を7月15日から出荷する。

» 2004年07月06日 17時51分 公開
[ITmedia]

 センチュリー・システムズは7月6日、SSL-VPNアプライアンス「FutureNet MV-630」を7月15日から出荷すると発表した。

 同製品は、使用頻度の高いプロトコルのHTTP/HTTPS、SMTP、POPに限定し、価格を抑えたアプライアンス製品。少人数拠点やSOHOでもSSL-VPNを利用できるようにしたという。

 FutureNet MV-630に512名のユーザー登録が可能で、ユーザーそれぞれに異なるアクセスポリシーを設定できる。同時接続数は50ユーザー。セッション管理機能も備え、不正アクセスユーザーの接続遮断や一定時間アクセスのないユーザーの自動ログアウト機能設定も可能だ。アクセスログはSYSLOG介して別サーバで管理するか、オプションのメモリカードに保存できる。

 価格は49万9800円。今後、ハードウェアトークンとの連携や、冗長化運用を可能にするファームウェアを10月に、ファイル共有(SMB)などのプロトコル拡張ファームウェアを12月にリリースする予定としている。

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