米PeopleSoftは7月7日、第2四半期(4〜6月期)決算の速報値を発表した。Oracleからの敵対的買収提案が業績に及ぼす影響が拡大。Oracle関連コスト(1株当たり2セント)やリストラ経費などを含めた1株利益は3〜5セント、こうした経費を除く実質利益は13〜15セントと、事前予測を下回る業績となっている。
売上高は6億5500万〜6億6500万ドル、ライセンス収入は1億2900万〜1億3300万ドルになる見通し。
クレイグ・コンウェイCEOは発表文で「当社の事業が被ったマイナスの影響はこれまでも甚大だったが、(Oracle裁判の審理が行われた)先月はさらに影響が拡大した」と説明している。
最終的な決算は7月27日に発表予定。
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