ハイパーボックスとターボリナックス、新ホスティングサービスへの移行の促進で協業

ハイパーボックスとターボリナックス、新ホスティングサービスへの移行の促進で協業を発表。コバルトサーバーを利用するユーザーを、新サービス「bluebox専用サーバホスティングサービス」に随時移行させるのが狙いとなる。

» 2004年07月15日 13時00分 公開
[ITmedia]

 ハイパーボックスとターボリナックスは、中小企業向けホスティングサービスで利用されてきたSun Cobalt サーバーアプライアンスの後継サービスに、「Turbolinux Appliance Server 1.0 Hosting Edition」を採用。これまで自他社で提供してきたコバルトサーバーを利用するユーザーを対象に、キャンペーン期間中、新サービス「bluebox専用サーバホスティングサービス」に、随時移行していくことで、業務提携したことを発表した。代行作業は無料で依頼できる。

 2003年11月に販売終了となったコバルトサーバーは、ネットワークやサーバーの知識を必要とせず、簡単に複数の仮想サイトの管理、運用を行えることから、レンタルサーバー、中小企業向けホスティングサービスのプラットフォームとして、非常に高い支持を得ており、現在もレンタルサーバー市場で最も利用されているサーバープラットフォームの一つ。

「bluebox専用サーバホスティングサービス」は、ハイパーボックスがこれまで主幹提供サーバーとして利用してきたコバルトサーバーの一部が、既にセキュリティパッチの提供を中止していることから、「Turbolinux Appliance Server 1.0 Hosting Edition」を搭載した専用アプライアンスサーバーへの移行作業を、キャンペーン期間中ユーザーに代わって実施、もしくは初期費用を無償にするもの。

 これにより、これまでコバルトサーバーを利用してきたユーザーは、簡単な運用管理を継承しつつ、専用アプライアンスサーバープランからホットスワップ・RAID5を搭載したハイスペックサーバーまで、6タイプに分かれたハードウェア構成の中から、それぞれの利用方法に応じたホスティングサービス・プランを選択可能。

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