日本オラクル、中国進出の自動車部品製造業向けに「かんばんテンプレート」を提供開始

日本オラクルは、「Oracle E-Business Suite Special Edition」に、かんばん生産方式に対応した機能を含む「かんばんテンプレート」を組み合わせたソリューションを中国内で提供する。

[ITmedia]

　日本オラクルは7月22日、基幹業務アプリケーション製品群「Oracle E-Business Suite Special Edition（EBS-SE）」において、かんばん生産方式に対応した機能を含む「かんばんテンプレート」を組み合わせたソリューションを開発し、中国進出の日系自動車部品製造業向けに中国内で提供開始すると発表した。

　EBS-SEは、「Oracle E-Business Suite」の中国特別版で、中国法定要件や中国業務要件がテンプレートとして事前設定された製品。日本企業の中国進出時におけるスモールスタートアップへ対応した基幹システム構築用として提供されており、短期、定額、低コストでのシステム導入を実現できるという。

　EBS-SEの価格は2500万円（約200万中国元）から。なお、日本市場での提供は未定。