SAP、米国の売上拡大で増収増益

» 2004年07月23日 08時08分 公開
[ITmedia]

 エンタープライズソフトメーカーの独SAPが7月22日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比9%増の18億ユーロ、純利益は同14%増の2億4900万ユーロ(1株当たり0.8ユーロ)だった。

 ソフト収入が15%増加、特に米国では63%の大幅増となった。為替の影響を調整すると米国のソフト収入の伸びは70%となる。

 ビジネスアプリケーション大手5社(SAP、Microsoft、Oracle、PeopleSoft、Siebel Systems)に占める世界シェアは、前年の51%から55%に伸び、米国でのシェアも29%から37%に拡大したとしている。

 2004年通期の業績予測は、ソフト収入が前年比約10%増、買収関連経費などを除く実質ベースの1株利益4.2〜4.3ユーロを見込んでいる

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