ソフトバンクテクノロジー、ASP型のe-コマース支援にコンビニ決済機能を追加

ソフトバンク・テクノロジーは、ECサイトの受注から決済までをサポートする同社のASPサービス「NeBOS(Net Back Office Service)」のコンビニ決済機能に、電算システム(DSK)のコンビニ決済サービスを採用したと発表した

» 2004年07月30日 13時31分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンク・テクノロジーは7月29日、ECサイトの受注から決済までをサポートする同社のASPサービス「NeBOS(Net Back Office Service)」のコンビニ決済機能に、電算システム(DSK)のコンビニ決済サービスを採用したと発表した。

 これにより、NeBOSの標準機能として提供されるカードコマースサービス社のクレジット決済サービスと、DSKのコンビニ決済サービスの複数決済を一元管理することが可能になり、EC事業者の決済効率を大幅に向上できるとしている。

 DSKのコンビニ決済サービスは、業界での利用企業も多く、ソフトバンク・テクノロジーは、NeBOSの標準コンビニ決済機能に同サービスを採用することで、実績のある安定したシステムとしてASPサービスとして組み込みたい考えだ。

 新サービスの主な特徴は、クレジット決済やコンビニ決済など多決済処理を、請求情報画面で一元管理できること。また、コンビニ決済は、電子メールによる請求書発行機能を備えており、請求メールを携帯電話に送信することもできるという。

 また、入金速報データが到着した時点で、管理者に電子メールで通知されるため、管理者のデータ確認のための作業負荷を低減できる。

 ソフトバンク・テクノロジーは、クレジット決済機能に限定したNeBOSをCCSと共同で「WEB Koala」として提供しており、WEB KoalaにDSKのコンビニ決済サービス機能を付加したバージョンも「WEB Koala S」(クレジット・コンビニ決済版)として8月1日から提供する予定。

 WEB Koala Sを含め、今後1年間で120サイトにNeBOS提供し、初年度3億円の売り上げを目標にしている。

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