あの「Black Hat Briefings」が東京に上陸

セキュリティカンファレンス「Black Hat Japan Briefings 2004」が、10月14日、15日の2日間にわたって東京国際交流会館で行われる。

» 2004年08月10日 17時34分 公開
[ITmedia]

 世界でも有数のセキュリティ専門家らが最新の研究成果やトピックを披露するカンファレンス「Black Hat Japan Briefings 2004」が、10月14日、15日の2日間にわたって東京国際交流会館で行われる。

 Black Hat Briefingsは、DEF CONと並んで多くのセキュリティ専門家の注目を集めているイベントだ。7月28日、29日にかけて米ラスベガスで開催された「Black Hat USA 2004 Briefings」には約1800名の参加者があり、GoogleハッキングやRFIDタグの危険性など、最新のセキュリティトピックが紹介された

 過去にはラスベガスのほかオランダ、アジア太平洋地域ではシンガポールでの開催があったが、日本には今回が初の上陸。Black Hatが主催し、インターネット協会が後援となる形で行われる。

 今の時点ではまだ発表内容の詳細は明らかにされていないが、2日間にわたり全12トラックが行われる予定だ。スピーカーとしては、バッファオーバーフローに明るく、Slammerワームが悪用したSQL Serverの脆弱性の発見者でもあるデビッド・リッチフィールド氏、組み込み機器やファームウェアのセキュリティに詳しいジョー・グランド氏、NSAでインストラクターを務め、今年のBlack Hat Briefingsで秘密チャネルを用いた通信法についてセッションを受け持ったラス・ロジャーズ氏などの参加が予定されている。他にも、日本の状況に沿った発表者を選考する計画という。

 詳細なスケジュールや申し込み方法などは、Webサイト上で順次公表される見込みだ。

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