GMOとGMO H&Tは8月19日より、ノベルの「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 8」を用いたホスティングサービスを開始した。
GMO・グローバルメディアオンライン(GMO)と、その子会社であるGMOホスティングアンドテクノロジーズ(GMO H&T)は8月19日より、ノベルの「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 8」を用いたホスティングサービスを開始した。
GMOの「まるごとserver」、GMO H&Tの「アイル・プライベートサーバ」という各々のホスティングサービスではこれまで、WindowsおよびRedHat Linuxベースのサービスが提供されてきたが、このたび新たに、Novell SUSE LINUXが追加されることになる。GMOでは、一元的な管理や遠隔からのパッチ適用、プログラムのインストールといった作業を可能にする設定/管理ツール「YaST」を搭載することで、少ない手間での運用を支援する。
Novell SUSE LINUXベースのサービスの第一弾として提供されるのは、情報漏洩防止に気を配った「プロテクト」および「プロテクトラブル」だ。これら2つのメニューでは、IBMのIAサーバ「IBM eServer xSeries」とNovell SUSE LINUXの組み合わせによるプラットフォームに、MONETが提供するデータ保護ソフトウェア「VPDisk Pro」を組み合わせることで、各種ファイルの暗号化と管理者権限の分割、ログ改ざんの防止といったセキュリティ機能を実装している。
料金は、Webサーバとデータベースサーバを1台のハードウェアに同居させる「プロテクト」で、初期費用が17万8000円、月額料金は9万5000円。各々別のサーバを用意する「プロテクトダブル」はそれぞれ19万円、22万6000円となっている。
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