3000カ所の公衆無線LANから安全にイントラへアクセス、KCCS

KCCSは8月20日、全国3000カ所の公衆無線LANアクセスポイントから社内のイントラネットに安全にアクセスできるサービスを開始すると発表した。

[ITmedia]

　京セラコミュニケーションシステム（KCCS）は8月20日、全国3000カ所の公衆無線LANアクセスポイントから社内のイントラネットへ安全にアクセスできるサービスを開始すると発表した。

　公衆無線LAN事業者5社と提携したことで実現する。同社の統合認証システム「NET BUREAU」のクライアント接続機能を使うため、ユーザーはWEPキーやSSIDを改めて設定することなくアクセスポイントに接続できる。

　利用できる事業者は、NTT-BPの「無線ＬＡＮ倶楽部」、ソフトバンクBBの「Yahoo！ BBモバイル」、日本テレコムの「モバイルポイント」、FREESPOT協議会の「FREESPOT」、みあこネットの「公衆無線インターネットプロジェクト」。

　また、NET BUREAUの新機能であるIEEE802.1x認証に対応した「無線・有線LANからのセキュアアクセス機能」を使うことで、リモートアクセスだけでなく、社内LANから情報リソースにアクセスする場合も同様の操作でアクセスできるようになる。IEEE802.1x認証の導入を検討している企業に対しては、認証サーバ、オプションでIEEE802.1xクライアント機能を提供致する。

　料金は1IDあたり月額1575円。