ミラクル・リナックスは、システム管理者を対象にした「セキュリティ技術者育成プログラム」を開始した。
ミラクル・リナックスは8月24日、システム管理者を対象にした「セキュリティ技術者育成プログラム」を開始することを発表した。
このプログラムは、セキュアOSの啓蒙および技術習得の支援を目的としたもの。同社では、LinuxやWindowsといった既存のOSに、強制アクセス制御などセキュアOSとしての基本機能のほか、バッファオーバーフロー攻撃に対する防御などを追加するセキュアOS製品「MIRACLE HiZARD」を提供しているが、これを軸にした「検証支援サービス」と「サーバ・セキュリティ実践講座」が用意されている。
前者では、MIRACLE HiZARDの期間限定ライセンスを提供するとともに、技術問い合わせ窓口を開設して検証支援を行う。期間は8月24日から9月23日までで、定員は先着1000名まで。
また後者では、MIRACLE HiZARDを用いてのサーバ構築方法やセキュリティ強化方法を、実機による演習を交えながら紹介する。10月19日までの間に5回の開催が予定されており、募集定員は各回30名。参加費は通常5万円のところが無料となっている。
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