サン、他社製ストレージとサン製クラスタソフトの接続認証を推進するプログラムを開始

サンは、他社製ストレージとサン製クラスターソフトの接続認証を推進する「Sun Cluster Open Storage Program」を開始した。

» 2004年08月30日 13時49分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは8月30日、システムの連続稼働率を高めるクラスタソフト「Sun Cluster 3」と他社製ストレージ製品の接続認証を推進する「Sun Cluster Open Storage Program」を、日本国内において開始することを発表した。

 同プログラムは、サンのストレージ製品群であるSun StorEdgeストレージ製品とクラスタソフト「Sun Cluster 3」の組み合わせを保証するのと同様の検証方法・プロセスに基づき、他社製ストレージ製品との接続性についての認証を与えるもの。サンが自社製品同士において品質保証のためのテストを行う際に使用する総合検証ツールをストレージベンダーに提供し、そのツールを用いてストレージベンダーは自社ストレージとSun Cluster 3の組み合わせの検証作業を「自身で」行う。検証期間中はサンの開発部門で品質保証を担当するエンジニアによるコンサルティングおよびサポートが提供される。

 同プログラムにより、例えば、すでに他社製ストレージ製品によるストレージ・プールや SAN環境などを構築済みで、新たにサンのサーバ製品とSun Clusterを既存のストレージ環境との組み合わせでシステム構築する場合、既存のストレージ製品が相互接続性を認証されていれば、異機種混在環境でもSun Clusterを活用したシステムを構築できることになる。

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