MS、ディスクベースのバックアップ市場に参入

米Microsoftはディスクベースのバックアップ/復旧製品「Data Protection Server」β版をリリースした。

» 2004年09月21日 08時15分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月20日、シカゴで開催のStorage Decisions 2004カンファレンスで「Data Protection Server」 (DPS)のβ版をリリース、ディスクベースのバックアップ/復旧製品市場参入を発表した。

 あらゆる規模の企業でデータの容易な復旧に対するニーズが高まっていることに対応したとMicrosoftは説明。DPSではWindows Server Systemに対応した堅牢なデータ保護機能を提供、従来は何時間もかかっていたデータ復旧作業が数分ででき、ITインフラに影響を与えることなくデータのバックアップが可能になるとしている。正式リリースは来年下半期になる見通し。

 Microsoftの発表によれば、DPSには独立系ソフトベンダーやOEMなど20社あまりがサポートを表明。この中にはDell、HP、Intel、NEC、Sun Microsystems、Computer Associatesなどが含まれている。

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