Vernierのセキュリティゲートウェイ、ソフトがバージョンアップ

テクマトリックスは有線/無線LANセキュリティゲートウェイ「Vernier Networks シリーズ」のソフトウェアのバージョンアップを発表した。

» 2004年11月01日 19時08分 公開
[ITmedia]

 テクマトリックスは11月1日、米Vernier Networksが開発した有線/無線LANセキュリティゲートウェイ「Vernier Networks シリーズ」のソフトウェアの新バージョン、Ver.4.3の国内出荷を開始することを発表した。

 Vernier Networks シリーズはもともと、イーサネットの世界に比べセキュリティリスクが高いと指摘されてきた無線LANの世界に、認証ベースのアクセスコントロールを提供することで、安全な無線LANアクセスを可能にすることを目的に提供されてきた。新バージョンではその機能を引き継ぎつつ、「Vernier Adaptive Security Platform」というコンセプトを元に、有線、無線を問わず内部ネットワークに包括的なセキュリティを提供するという。

 また新バージョンからは、802.1xおよびWPA認証に対応したRADIUSサーバを内蔵することになり、別途認証サーバを用意せずともVernier Networks シリーズの機能を活用できる。ほかに、802.1qやDiffServ対応のQoSやXMLベースのワームフィルタといった機能を搭載した。

 Vernier Networkシリーズの価格は、Vernier CS-6500は147万円から、Vernier AM-6500が86万5000円から、Vernier IS-6500が186万5000円から。

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