蒼天、月額1万円で不正接続PCを検出する「サーチライト」を発表

蒼天は、勝手に持ち込まれるPCなど、企業内LANに不正に接続された機器を検出するソフトウェア「サーチライト」を発表した。

» 2004年11月04日 17時54分 公開
[ITmedia]

 蒼天は11月4日、社員が勝手に持ち込んだPCをはじめ、企業内LANに不正に接続されたPCやNAS、プリンタといった機器を検出する「サーチライト」を発表した。

 サーチライトは、管理対象となる機器の情報を自動的に収集して「管理台帳」を作成し、それを元に不正に接続された機器を検出するソフトウェア製品。5〜10分の短周期で監視を行い、不正な機器の存在をリアルタイムに管理者に通知するという。

 端末側に専用ソフトなどをインストールする必要がないエージェントレス型のアーキテクチャを採用し、迅速な導入が可能なこと、Windows搭載PCだけでなくLinux/UNIXやMacintosh搭載マシンやプリンタ、NASといった幅広いデバイスを検出できることなどが特徴だ。

 端末の識別は基本的にMACアドレスを用いて行われるため、DHCP環境でも利用できる。NICを丸ごと載せかえるといった手段でMACアドレスを詐称するケースには、MACアドレスとホスト名の組み合わせによって識別を行う。ただしこれは、Windows搭載PCの場合のみに限られる。

 サーチライト本体はWindows上で動作し、価格はクライアント数無制限で月額1万円。12月1日より販売を開始するほか、OEM提供も計画しているという。

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