ウォッチガード、電子メール経由の脅威に特化した新機能を追加

ウォッチガード・テクノロジーズは「Firebox Xシリーズ」に、電子メール経由で拡散する脅威をブロックする「WatchGuard Gateway AntiVirus for E-mail」を追加する。

» 2004年11月16日 19時32分 公開
[ITmedia]

 ウォッチガード・テクノロジーズは11月16日、中小企業向けのセキュリティアプライアンス「Firebox Xシリーズ」に、電子メール経由で拡散する脅威を検出、ブロックする新機能「WatchGuard Gateway AntiVirus for E-mail」を追加することを明らかにした。

 Firebox Xシリーズは、ファイアウォールやIPSec VPN、不正侵入防止、Webフィルタリングやアンチスパムといったセキュリティ機能を提供するアプライアンス製品。今回追加されるWatchGuard Gateway AntiVirus for E-mailは、インターネット上の脅威の大半を占めると言われる、電子メール経由で侵入するワームやウイルスへの防御機能を高めるものだ。

 同シリーズはすでに、ゼロデイ状態での攻撃などへの対処を可能にする「ディープ・アプリケーション・インスペクション」機能を搭載済みだが、これにシグネチャベースのWatchGuard Gateway AntiVirus for E-mailを組み合わせることにより、包括的な防御を実現するという。

 WatchGuard Gateway AntiVirus for E-mailは、WatchGuard Firebox System(WFS)バージョン7.3で利用できる。ライセンス価格は5万8000円からで、12月下旬より発売される予定だ。

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