生損保13社4494件分の個人情報記録したPC盗難

損保ジャパンひまわり生命保険など生損保13社は、代理店から顧客情報の記録されたPCが盗難にあっていたと発表した。合計で4494件の個人情報が盗難された。

» 2004年11月24日 15時58分 公開
[ITmedia]

 損保ジャパンひまわり生命保険など生損保13社は11月24日、13社の保険を取り扱う代理店から顧客情報の記録されたPCが盗難されたと発表した。合計で4494件の個人情報が盗難された。

 氏名・住所だけでなく、電話番号、所領登録番号、保険契約関連の情報も記載されていたものもあるという。生損保各社は、代理店に対して顧客情報の入ったPCを持ち歩かないように指導しているとのことだが、同代理店では、顧客情報をExcelで管理しており、パスワードや暗号化などの対策を施さずに持ち運んでいた。

 説明によると、11月12日の21時30分ごろ、前橋市の代理店ユーロブレッツァの使用人が業務用自動車で帰宅する途中、車上荒らしにあい、顧客情報の入ったPCを盗まれた。代理店はその日のうちに警察に被害届けを提出しているが、現時点で盗難されたPCは発見されておらず、顧客情報の二次流出などの事実も確認できていない。

 該当する顧客には代理店から謝罪文を送付する。

 盗難された顧客情報は以下の生損保のもの。

あいおい生命保険

アメリカンファミリー生命保険

アメリカン ライフ インシュアランス カンパニー

オリックス生命保険

損保ジャパンひまわり生命保険

東京海上日動あんしん生命保険

日本興亜生命保険

三井住友海上きらめき生命保険

損害保険ジャパン

東京海上日動火災保険

ニッセイ同和損害保険

日本興亜損害保険

三井住友海上火災保険

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