Yahoo!BB光のオーダー処理システムにVitria BusinessWare

ビトリア・テクノロジーは、ソフトバンクBBが光ファイバーを利用した新サービス「Yahoo!BB光」のオーダー処理システムに、同社のEAI/BPMプラットフォーム「Vitria BusinessWare」を導入したと発表した

» 2004年12月02日 16時54分 公開
[ITmedia]

 ビトリア・テクノロジーは12月1日、ソフトバンクBBが光ファイバーを利用した新サービス「Yahoo!BB光」のオーダー処理システムに、同社のEAI/BPMプラットフォーム「Vitria BusinessWare」を導入したと発表した。開発期間は1カ月半となっており、スピーディーな導入となった。

 ソフトバンクBBは新基幹システムとなるYahoo!BB光のシステム構築プロジェクトを開始するにあたり、複数のEAI/BPMプラットフォーム製品を比較検討したという。

 その際、短期間で新サービスを立ち上げる必要があるために、多種多様のビジネスを扱うシステムインフラ基盤として機能することがポイントになったという。BusinessWareを採用した理由としては、イベント駆動型によるリアルタイムプロセスエンジンや、将来のサービス商品拡張に備えてビジネスプロセスの追加や変更が容易であることを評価した。

 また、膨大なオーダー処理をこなすための処理性能や信頼性、国内外での稼動実績、BPMシステムのノウハウをといった観点からも検討したとしている。

 ソフトバンクBB、システム開発全体を担当しているCSK、ビトリアのスタッフが共同でプロジェクトを進め、10月5日から本稼動を開始した。ソフトバンクBBは、今後も新たなサービス向けのオーダー処理、バンドルサービスなどに対応するため、システム拡張を行う予定。

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