ディアイティ、SSH Secure Shellの後継製品「SSH Tectiaソリューション」を発売へ

ディアイティは、「SSH Secure Shellシリーズ」の後継製品に当たるセキュリティソフト「SSH Tectiaソリューション」を、2005年1月より販売する。

» 2004年12月03日 02時57分 公開
[ITmedia]

 ディアイティは12月2日、「SSH Secure Shellシリーズ」の後継製品に当たるセキュリティミドルウェア「SSH Tectiaソリューション」を、2005年1月より販売することを発表した。

 SSH Tectiaソリューションは、SSH Secure Shellシリーズ同様、フィンランドのSSH コミュニケーションズ・セキュリティが開発したセキュリティアプリケーション。クライアント/サーバモデルにしたがって、2台のコンピュータ間のTCP/IP通信を暗号化やトンネリングによって保護する。

 従来提供されてきたSSH Secure Shellシリーズは、主にIT管理者によるリモートメンテナンスツールとして利用されてきた。これに対しSSH Tectiaシリーズは、企業内で利用されるビジネスアプリケーションをサポートし、さまざまな種類の企業内通信やファイル転送を保護することを念頭に置いている。

 製品は、クライアントPCにインストールされる「SSH Tectia Client」とサーバの「SSH Tectia Server」、管理システムの「SSH Tectia Manager」から構成される。価格はそれぞれ1万9500円から、9万9000円から、99万円。ほかに、無償提供のクライアントソフトウェア「SSH Tectia Connector」が用意される。ディアイティでは政府機関や金融機関、大規模企業を対象に、年間1億5000万円の売り上げを目指す。

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