イオンクレジットサービス、ターゲットマーケティング展開にSAS 9を採用

SAS Institute Japanは、イオンクレジットサービスがターゲットマーケティングシステムに、同社のビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェアが採用したことを明らかにした。

» 2004年12月07日 21時11分 公開
[ITmedia]

 SAS Institute Japanは、イオンクレジットサービスが開発を予定しているターゲットマーケティングシステムに、同社のビジネスインテリジェンス(BI)アプリケーションが採用されたことを明らかにした。イオンクレジットサービスは、イオングループの金融サービス子会社。

 イオンクレジットサービスは、SASのBIプラットフォームを導入することにより、1200万人を超えるカード会員の属性情報、購買履歴情報、キャンペーン参加情報、また、加盟店が保有する「お買い上げ商品情報」などのデータを一元管理することで、顧客のライフステージ像や趣味を考慮した顧客分析を行う。分析結果は、カードご利用明細書やダイレクトメールなど、既存の顧客チャネルを利用したキャンペーンの企画や加盟店の新商品、新サービス開発などに活用される。

 具体的に導入が予定されているのは、BIアプリケーション「SAS 9」、次世代のデータベース・マーケティングを実現するカスタマーインテリジェンス(CI)ソリューション「SAS Marketing Automation」、組織や施策の業績管理を実現する「SAS StrategicPerformance Management」の3つ。同社はこの3製品を組み合わせて、システムを構築する日本初のユーザー企業となる。

 同システムのデータベースのサイズは、156テラバイトとなる見込みで、CRMシステムとしては国内最大級となる。

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