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» 2004年12月28日 07時57分 公開

AOL標的のスパムメールが初の大幅減

増え続けるとみられていたスパムだが、AOLに関しては、大幅な減少が観測されたという。

[ITmedia]

 米America Online(AOL)は12月27日、AOLサービスを標的としたスパム件数が2004年は75%の大幅減になったと発表した。スパム件数が減少に転じたのは1999年以来初めてだという。

 2003年11月の時点で加入者から報告されるスパム件数は1日平均約1100万通だったが、2004年11月は約220万通にまで減少した。AOLでは加入者が「Report Spam」ボタンでスパムを報告できるようになっており、今回の統計はこの集計に基づいている。

 加入者からの報告のほか、AOLが提供している「スパムフォルダ」に収納されるスパムや、同社のスパムフィルタで遮断されるスパムも軒並み減少。AOL加入者宛てに送られるスパムの件数自体が減っているという。

 この背景として、AOLでは今年に入ってセキュリティ機能を組み込んだインターネットソフト「AOL 9.0 Security Edition」のリリースやスパマーの提訴など、各種のスパム対抗措置を強化。米国や州レベルでも、CAN-SPAM法などスパム規制のための法律が施行されて取り締まりが強化された。スパムの減少は、こうした措置の前にスパマーが“白旗”を挙げていることを意味すると同社は分析。この減少傾向は維持できそうだと見ている。

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