次は「緊急」あり、MSが月例パッチリリースを予告

マイクロソフトの事前通知によれば、1月の月例パッチとして3つの修正プログラムが公開され、中には「緊急」のものが含まれるという。

» 2005年01月07日 16時02分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは1月7日、1月の月例パッチの概要を予告した。

 これによれば、1月11日に3つのセキュリティ更新プログラムが公開される予定だ。最大深刻度は「緊急」。再起動を必要とする場合があるというが、早急な適用に向けた準備が必要だろう。

 なお2004年12月末には、複数のセキュリティ企業によってWindowsのLoadImageおよびwinhlp32.exeに存在するバッファオーバーフローの脆弱性が警告されたうえ、悪用方法を示す実証コードも公開されている。ただ、11日にリリースされるパッチがこれらの脆弱性を修正するものかどうかについても含め、Microsoftはそれ以上の情報を公開していない。

 同社は2004年11月より、毎月第2火曜日に行う月例パッチの提供に先立ち、どの程度の緊急性のパッチがいくつ公開されるかという概要を示す事前プログラムを開始している。今回の予告も、そのスケジュールに沿ったものだ。

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