Kyocera Wireless、製造業務を米国外の関連会社に移管

» 2005年01月13日 09時30分 公開
[ITmedia]

 京セラの米国法人Kyocera Wirelessは1月12日、製造などの業務を米サンディエゴの本社から、メキシコなど米国外に移す計画を発表した。これに伴いサンディエゴで計600人を削減する。

 製造業務は大部分を、メキシコ・ティファナで関連会社のKyocera Mexicanaが運営する施設に移管する。これに伴いサンディエゴでは3月までに製造部門で約450人を削減予定。

 さらに、サービスと修理業務も北米・南米とオーストラリア、ニュージーランド、インドにあるサービスセンターに移す計画。これに伴うサンディエゴでの削減は150人。

 サンディエゴの施設は今後もKyocera Wirelessの本社として機能し、北米で引き続き1500人の雇用を維持すると同社は強調。「あらゆる家電製品の中で、ワイヤレスは最も競争が激しくなっている。現在競争を続けるためには、メーカーはグローバルに利用できるすべての資源を活用しなければならない」。Kyocera Wirelessの執行副社長兼COO、ジェームズ・ケリー氏は談話の中でこう説明している。

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