自己情報のコントロールとはどういうこと?個人情報保護Q&A

» 2005年01月20日 00時00分 公開
[ITmedia]

 今日のようなコンピュータ時代に入る以前は、プイライバシーとは「1人で放っておいてもらう権利」と言われていた。しかし、コンピュータの発達によってプライバシー(個人情報)がデータベースに蓄積され、ネットワークでコンピュータ同士がつながるようになると、登録されたプライバシーは簡単かつ広範に流通することになった。

 そうなると、「1人で放っておいてもらう」ことは難しくなる。そこで干渉されずに暮らすためには、自分の情報がどこにあるのかを把握し、利用に制限をかけたり、登録されている情報の削除が行える権利(自己情報コントロール権)として認識されるようになった。個人情報保護法は、プライバシー保護法ではないが、プライバシーに配慮した個人情報の取り扱いが当然に必要である。

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