ソリトンシステムズは、ICカードやUSBキーを用いた認証/アクセス制御システム「SmartON NEO V2.2」の出荷を開始する。
ソリトンシステムズは1月21日より、ICカードを用いた認証/アクセス制御システムの新バージョン、「SmartON NEO V2.2」の出荷を開始する。
SmartON NEOは、IDとパスワードの組み合わせの代わりに接触型/非接触型ICカードやUSBキーを用い、PCやNTドメインへのログオン、ならびにネットワークアクセスの際のユーザー認証とアクセス制御を実現する製品だ。
新バージョンではクライアントソフトにIEEE802.1xサプリカント機能を搭載した。これにより、RADIUSベースの認証サーバのほかスイッチングハブ、802.1x対応の無線LANアクセスポイントなどと連携し、ネットワークへの接続時に認証を行えるようになる。社員が不正に持ち込んだPCなどについても、Windowsへのログオンを行う前に検出し、ネットワーク接続をシャットアウトできるという。
また、ICカードやUSBキーを用いて認証を行う際にPINコード(暗証番号)を入力することで、一種のシングルサインオン機能を実現した。これにより、PCのログオンとネットワークアクセスのための認証を別々に行う必要がなくなるという。
SmartON NEOはWindowsシステムに対応している。価格は、SmartOn NEOサーバパックが96万円から、PCインストールライセンスは最大で1万2000円。
2月にはさらに、SmartOn NEOの認証管理情報を入退出管理機器やプリンタなどの外部デバイスと連携させるための開発ツール「NEO開発支援キット」を提供する計画だ。
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