Web会議アプリケーション企業のWebEXは、競合のCitrixを商標侵害とドメイン不法占拠で提訴した。
オンデマンドWeb会議アプリケーションの提供企業米WebEx Communicationsは2月3日、商標侵害とドメイン不法占拠でCitrix Systemsをカリフォルニア州北部地区米連邦地裁に提訴したと発表した。
WebExはこの訴訟で、CitrixがWebExの商標名を含んだドメインを多数取得しているのは違法だと主張。WebExは先月、ユーザーがリモートからコンピュータにアクセスできる新サービス「MyWebExPC」を開始したが、この立ち上げと同じ日に、Citrixが「webexpc.com」「mypcwebex.com」といったドメインを取得したと訴えている。
MyWebExPCは、Citrixが提供している「GoToMyPC」と競合するサービス。このためCitrixはこれらのドメインを利用して、WebExのサイトを訪れようとしたユーザーを自社サイトに違法に誘導しようとしているとWebExは主張、違法行為の差止と損害賠償などを求めている。
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