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MSとCitrix、Longhornの機能強化へクロスライセンス契約

» 2004年12月22日 07時34分 公開
[ITmedia]

 米Citrix Systemsは12月21日、次期Windows「Longhorn」サーバ版のアクセス機能強化に向け、Microsoftとの間で5年間の技術協力・ライセンス契約を結んだ発表した。

 具体的には、Windows Terminal Serverの拡張機能強化に向け新たな技術協力に当たるとともに、Citrixによる継続的なMicrosoft Windows Serverのコード利用を正式に認め、両社間で特許クロスライセンス契約を結ぶという内容。

 両社は1997年以来の協力関係にあり、CitrixはWindows Terminal Serverに対応した「MetaFrame Access Suite」を提供している。今回の契約によって同製品の機能強化に向けた道が開かれると説明、社長兼CEOのマーク・テンプレトン氏は「この合意は、Microsoftの次世代版Windows Serverを通して当社が顧客のアクセスニーズへの対応を強める一助となる」とコメントしている。

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