インターコムは、端末エミュレータ「FALCON for .NET Ver.2」を販売開始する。
インターコムは3月1日、端末エミュレータ「FALCON for .NET Ver.2」を3月10日から販売すると発表した。
FALCON for .NET Ver.2では新しくホストデータの内部情報漏洩を抑止可能なセキュリティ機能として、「ホストアクセスログ機能」を標準装備した。
ホストアクセスログ機能は、ホストに接続してクライアントPC上で操作したキー入力、ホストとの送受信データ、操作日時、ユーザー名など、すべての操作ログをリアルタイムに取得し、端末エミュレータで表示したホスト画面を管理サーバー上で再現できるもの。
これにより、万が一ホスト上の情報が不正に流出・漏洩した場合、取得しておいた操作ログからその原因を追跡できるほか、操作ログを取得していることを社内にアナウンスすることで犯行を未然に防ぐ抑止力も発揮できるという。
製品ラインアップには、IBMメインフレーム接続用、IBM AS/400接続用、富士通メインフレーム接続用、日立メインフレーム接続用が用意されている。価格は、IBM AS/400接続用「FALCON 5250 for .NET Ver.2」の10クライアント版で54万円から。同社では、2005年度にシリーズ全体で4万本の販売を目指す。
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