Symantec、ウイルス検出技術に関する特許取得

Symantecはウイルス対策技術に関する新特許が米特許商標庁で認められたと発表した。

» 2005年03月03日 09時11分 公開
[ITmedia]

 ウイルス対策ソフトメーカーの米Symantecは3月2日、ウイルス対策技術に関する新特許が米特許商標庁で認められたと発表した。

 今回取得した米国特許番号6,851,057の特許は、複雑なウイルス、ワーム、スパイウェアの検出システムに関するもの。「データ駆動型ウイルス検出」というこの技術は、Symantecがコンシューマーと企業向けに提供している各種製品に採用されているという。

 この発明は現代の脅威検出ソフトの基本要素を構成するもので、すべてのOSと各種不正コードに適用できるとSymantecは説明。脅威検出のためのシンプルなスクリプトを作成して、実行可能ファイルや自己増殖型ウイルス、ワーム、スパイウェアといった複雑な脅威をスキャンできるようにする仕組みを確立。コンピュータの速度に影響を与えないよう、各ファイルの特定の部分だけをスキャンすることもできるという。

 Symantecが現在保有している特許は、ウイルス対策、侵入検知/防止、ファイアウォール、セキュリティ/ソフト管理など各種の分野で121種類に上る。

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