フリーソフト開発者のハラルト・ウェルテ氏は、CeBITで商用ソフト・アプライアンス製品を展示していた13社に対し、GPLソフトを乱用している疑いがあると警告する公開書簡を手渡した。
フリーソフト開発者のハラルト・ウェルテ氏は、CeBITで商用ソフト・アプライアンス製品を展示していた13社に対し、GPLソフトを乱用している疑いがあると警告する公開書簡を手渡した。同氏は、GPLソフトを製品に組み込んでいるベンダーにライセンスを守らせるためのプロジェクトgpl-violations.orgの創設者でもある。
書簡を渡された企業は、Motorola、Acer、AOpen、Micronet、Buffalo、Trendwareなど。
「フリー/オープンソースコミュニティーはLinuxおよびGPLライセンスのソフトを採用する企業が増えていることを喜んでいるが、これらベンダーがほかのソフトと同様にGPLの条項に従うことが重要だ。今回の警告は、誰かが彼らを法的なトラブルに巻き込む前に、彼らに自社の製品を修正するチャンスを与えるものだ」とウェルテ氏は述べている。
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