RSAセキュリティ、Webサービスへのセキュリティ実装を支援するJava用ツールキット

RSAセキュリティは、SOAPメッセージやXML文書にセキュリティ機能を実装するためのJava言語用暗号化ツールキット、「RSA BSAFE Secure-WS for Java」を発表した。

» 2005年03月24日 18時12分 公開
[ITmedia]

 RSAセキュリティは3月24日、SOAPメッセージやXML文書に暗号化や電子署名といったセキュリティ機能を実装するためのJava言語用暗号化ツールキット、「RSA BSAFE Secure-WS for Java」を発表した。

 RSA BSAFE Secure-WS for Javaは、Webサービスの世界でやり取りされるデータに、OASISが仕様策定を進める「WS-Security」に沿ったセキュリティ機能を実装するための製品。具体的には、SOAPメッセージおよびXMLドキュメントの暗号化/復号化のほか、電子署名の付与/検証、X.509に基づく認証といった機能を追加することができる。

 製品は100% Pure Javaで書かれており、JDK 1.4.0〜1.4.2をサポート。同じくWS-Securityに沿ったWebサービス実装アプリケーションとの連携も容易という。同社によれば、IBMやBEA、Microsoft、VeriSignの製品との間で相互運用性を確認済みということだ。

 RSA BSAFE Secure-WS for Javaにはツールキット本体のほかサンプルコードも含まれており、3月28日より出荷が開始される。ライセンス体系は、自社内利用かOEMかなど、用途や利用形態によって異なっているが、社内システムで利用する場合、クライアント250台/サーバ2CPU分を含んだスターターキットが300万円から。

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