HDE、送信者認証技術を実装したスパムメール対策ソフト

HDEは、複数のフィルタリング技術に加え、送信者認証技術を組み合わせてスパムメールをブロックする「HDE Anti-Spam 1.0 for Gateway」を発表した。

» 2005年04月27日 21時19分 公開
[ITmedia]

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は4月27日、複数のフィルタリング技術に加え、送信者認証技術を組み合わせてスパムメールをブロックする「HDE Anti-Spam 1.0 for Gateway」を発表した。

 HDE Anti-Spam 1.0for Gatewayは、既存のメールサーバと連携し、スパムメールやフィッシングメールを排除するセキュリティソフト。RBL(Realtime Blackhole List)やブラックリスト/ホワイトリストといった基本的な手法に加え、ベイジアン方式およびヒューリスティック方式によってスパムと思しきメールをブロックする。

 スパムと判断されたメールには、その旨を知らせる文字列を加えてクライアントに配信することで、容易にフィルタリングできるようにする。スパムメールの検出状況をレポートとしてまとめ、視覚的に確認することも可能だ。

 大きな特徴は、SPFやDomain Keysといった送信者認証技術も実装している点だ。メール送信者の身元を確認し、フィッシング詐欺などの被害を未然に防ぐよう支援する。

 HDE Anti-Spam 1.0 for Gatewayの対応プラットフォームはRed Hat Enterprise Linux ES/AS/WS、Turbolinux 8/10 Server、Miracle Linux Standard Edition V3.0。価格は100ユーザー版で25万8300円で、5月24日より販売を開始する。

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