Dell、米国外の売り上げ好調で過去最高の利益

Dellの2〜4月期決算は、米国外での売り上げとストレージ製品の好調を受け、2けたの増収増益となった。

» 2005年05月13日 08時26分 公開
[ITmedia]

 米Dellが5月12日発表した同社第1四半期(2〜4月期)決算は、米国外での売り上げ拡大とストレージ製品の好調を受け、売上高は前年同期から16%増えて134億ドルとなった。純利益は9億3400万ドルで28%増、1株利益は過去最高の37セントで32%増加した。

 米国外での売上高は21%の増収となり、同社全体の売り上げに占める割合は42%に拡大した。ストレージシステムの売上高は世界で49%増、ノートPCなどのモビリティ製品は22%増となっている。

 ケビン・ロリンズCEOは発表資料で「当社がこの四半期に最も最も力強い業績を上げた製品、サービス、地域は、当社がまさに最も力を入れた分野だ。世界中の顧客が多様化するITニーズにおいて当社への依存を強めつつある」と述べている。

 同社は第2四半期の業績予測も引き上げ、売上高は16〜18%増の136億〜138億ドル、1株利益は37〜39セントを見込んでいる。

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