VB.NETやC#などを用い、サーバサイドでExcelデータ出力を可能とする製品「ExcelCreator 5.0 for .NET」、「VB-Report 5.0 for .NET」がアドバンスソフトウェアから発売。
アドバンスソフトウェアは6月10日、サーバサイドでExcelファイルを直出力可能なソフトウェアを発売開始する。
Excelファイル生成支援ツール「ExcelCreator 5.0 for .NET」(以下、ExcelCreator)、帳票生成支援ツール「VB-Report 5.0 for .NET」(以下、VB-Report)の2製品。パッケージには、.NETコンポーネント利用だけでなく、クライアント利用を考慮したActiveXコンポーネントも同梱されている。
ブラウザ閲覧やPDF出力のWeb対応も大きなポイント。さらに、開発アプリケーション上で簡易的なCSVデータを読み込み、単なるExcelシート出力ではない点も強調点の1つとしている。
ExcelCreatorでは、セル罫線、背景、表示形式など装飾をカバーし、日ごろ扱っている実データをそのままテンプレート利用可能としている。このため、利便性と表現を持ち備えるバージョンアップとなっている。また、PDFフォーマットでの直出力も可能であり、Web利用の付加価値を高めた。
VB-Reportは、変数を埋め込んだテンプレートExcelファイルを用意し、適所に数値を挿入することができる製品。サンプル帳票データも多数パッケージに含まれており、デザイナ操作をすることなく定型な請求書出力などが可能。
利用形態は、ExcelCreator共に、クライアントサイドにExcelを用意せずにサーバ上で出力が可能なため、特定の定型Excelデータ出力、帳票出力業務などで活かすことができる。開発環境としては、VB.NET、C#、ASP.NETが挙げられ、それぞれの環境からダイレクトに利用可能なコンポーネントとなっている。
価格は、「ExcelCreator 5.0 for .NET」が4万8,300円(税込)、帳票生成支援ツール「VB-Report 5.0 for .NET」が7万1,400円(税込)。それぞれには、サーバライセンスも用意されている。なお、同社サイトからは、体験版ダウンロードが可能となっている。
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