富士通、収納効率を約3倍に向上させたテープライブラリ発売

富士通は収納効率を従来製品の約3倍に向上したテープライブラリ「ETERNUS LT270」を販売開始した。

» 2005年05月27日 23時03分 公開
[ITmedia]

 富士通は5月26日、テープライブラリ「ETERNUS LT270」、およびテープライブラリ向け関連製品「テープ暗号化装置」を製品化し、販売活動を開始したと発表した。

 ETERNUS LT270は、1つのキャビネットにテープカートリッジを従来機の約3倍となる最大709巻まで収納可能としたのが特徴。また、毎秒160Mバイトのデータ転送が可能なLTO Ultrium3テープドライブに対応するとともに、テープ搬送用のロボットを二重化するなど高い信頼性を実現したという。

 テープ暗号化装置は、サーバとETERNUSテープライブラリ製品の間にインターフェースで接続して使用するもの。3DES規格またはAES規格に基づく暗号化/復号化をハードウェアで高速に行える。

 価格は、ETERNUS LT2701500万円から、テープ暗号化装置が600万円から。いずれも出荷開始は6月30日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ