テンペスト対策機能を備えたサーバラック、クマヒラが発売

クマヒラは、サーバから発せられる電磁波をブロックし、テンペストによる情報漏えいや機器の誤作動を防ぐ「シールドサーバーラック」の販売を開始する。

» 2005年05月31日 16時05分 公開
[ITmedia]

 クマヒラは6月2日より、サーバから発せられる電磁波をブロックして情報漏えいや機器の誤作動を防ぐ「シールドサーバーラック」の販売を開始する。価格はオープンプライス。

 シールドサーバーラックは、300MHz〜1000MHz帯において、30dB以上の電磁波シールド性能を備えたサーバラック。PCやモニタ画面、ケーブルから出される微弱な電磁波を受信、解析し、ディスプレイに表示された文字列などの情報を盗み見るテンペスト(電磁波盗聴)を防ぐとともに、機器全体を保護し、外部からの強力な電磁波によるサーバの誤作動も防ぐという。

 また、同社が提供する管理システム「GG-1」を組み合わせることで、ラックの開閉や履歴が把握できるほか、サーバルームの入退室管理も一元化できるという。

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