オブジェクト指向によるシステム設計に必須と言われる手法がUML。「UMLって何?」に5分で答える。今回のテーマは「モデルとはオブジェクトの表現手段」(IT Architectフォーラム:@IT)
UMLは現在、オブジェクト指向を使ったシステム開発における必須知識の1つとなっています。極端な話、UMLを使っていない(モデルを描いていないともいえます)オブジェクト指向開発は、オブジェクト指向の良さをほとんど引き出せていないといっていいでしょう。
また、モデルの表記にUMLを使うというのは世界的な潮流です。UMLを使えないがために、役に立つといわれている、オブジェクト指向設計に関する海外のドキュメントを見ようと思ったら、モデルがすべてUMLで描かれていて読めなかった海外のソフトウェア会社に仕事を出そうと思ったら「仕様はUMLで出してくれ」といわれて出すことができなかったといった場面に遭遇してしまうかもしれません(実際、経験されている方もいらっしゃるでしょう)。
繰り返しになりますが、UMLはすでにソフトウェア開発における、コミュニケーションやノウハウの共有のために非常に重要な要素の1つになっています。オブジェクト指向をこれから始めようとしている方、プログラミングも大事ですが、UMLも一緒に始めてみてはいかがでしょうか。
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