札幌トヨペット、情報漏えい対策システムを稼動

札幌トヨペットは、情報漏えい対策システムを本格稼動させた。Fsasの情報漏えい対策システム「インフォロック・パワーアップソリューション」を採用し、PC100台、サーバ2台に対し、PC機能制御、ファイル暗号、PC操作/電子メール通信記録を行う。

» 2005年06月06日 16時45分 公開
[ITmedia]

 札幌トヨペットは、情報漏えい対策システムを6月1日に本格稼動させた。導入した富士通サポート&サービス(Fsas)が6月6日発表した。

 導入したのは、Fsasの情報漏えい対策システム「インフォロック・パワーアップソリューション」。本人認証、暗号化による情報保護、記録の保全の3技術と運用サービスを組み合わせて提供するもの。札幌トヨペットでは、PC100台、サーバ2台にPC機能制御、ファイル暗号、PC操作/電子メール通信記録を行うという。

 今回稼動した本社部門でのシステム導入を皮切りに、道内の45店舗に対しても順次展開していく予定。個人情報保護法の全面施行を受け、社内システムにおける顧客情報管理のあり方を再検討し、対策システムを導入した。

 札幌トヨペット 経理システム部 川上部長は、「従来から個人情報の取り扱いには十分に配慮してきたが、近年の状況を鑑み、さらなる情報漏えい対策を講じる必要があると判断した」としている。

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