秘密分散法を活用して安全なデータ保管と災害対策を支援「TRUSTASサービス」

トラステッドソリューションズは、秘密分散法を活用してデータの安全なバックアップと災害対策を実現するアーカイブサービス「TRUSTAS」を提供する。

» 2005年06月21日 14時05分 公開
[ITmedia]

 トラステッドソリューションズは6月21日、秘密分散法を活用してデータの安全なバックアップと災害対策を実現するアーカイブサービス「TRUSTAS」の販売を開始した。

 TRUSTASサービスでは、オープン系/汎用機系両方のデータのバックアップ/保管が可能だ。ただデータをリモートサイトに運んでそのままアーカイブするのではなく、秘密分散法に基づく「All-Or-Nothing-Transform」技術を用いて2つに分散、暗号化したうえで保管することで、安全性を確保する。どちらか片方のデータが盗まれたとしても、元データへ復元したり、元データの一部を把握することは困難だ。

 同サービスでは、顧客サイトにバックアップと暗号分散化を実施する専用機器「Trustas Archiver」を配置してデータの暗号化/分散化を行う。その後、データのうち片方は、ネットワーク経由でトラステッドソリューションズが管理するデータセンターおよびバックアップセンターに保管される。もう一方はテープなどに保存し、寺田倉庫/日本通運の協力を得て運用センターに運び、災害対策として複製を行ったうえで2カ所の保管センターに保管される。

 保管期間をはじめとするデータのステイタス情報を管理し、データのトレーサビリティを確保すること、復元作業までもサポートすることなどが特徴だ。

 またTRUSTASサービスの提供に当たっては、寺田倉庫/日本通運のほか、機器調達に関して日本ヒューレット・パッカードと、金融市場を中心とした販売/保守に関して沖電気工業と、また全国拠点での設置/保守サービスに関してテックエンジニアリングの各社と協業。ワンストップサービスの形で提供する。

 トラステッドソリューションズではTRUSTASサービスによって、個人情報保護法や米企業改革法などの法規制への遵守が図れるほか、人災、天災への対策/事業継続性確保を支援できるとしている。サービスは7月11日より開始される予定で、同社では初年度約10億円の売り上げを見込んでいる。

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