日立製作所はIAサーバ「HA8000シリーズ」を強化し、EM64T対応プロセッサのXeonなどを搭載したモデルを発表した。
日立製作所は6月22日、IAサーバ「HA8000シリーズ」全11モデルを強化した。
このうちハイエンドモデルの「HA8000/270(4way)」と1Uのミッドレンジモデル「HA8000/110W(2way)」では、64ビット拡張メモリ技術「EM64T」に対応したインテルのプロセッサ「Xeon MP」「Xeon」を搭載。これによりHA8000シリーズのミッドレンジモデルからハイエンドモデルにかけてすべてが64ビットに対応した。合わせてプリインストールOSとして、「Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition「同Standard x64 Edition」を選択できるようにした。
HA8000/110W(2way)ではまた、最大で16GBのメモリを搭載できるようにしたほか、最大300GBのHDD 3台によるRAID 5構成をサポート。電源やファンの冗長化も実現し、全体的な信頼性の向上が図られている。
価格は構成によって異なるが、HA8000/270(4way)は107万5200円から、HA8000/110W(2way)は34万5450円から。7月1日より順次出荷が開始される。
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