ユーザック、低コストな庫内管理パッケージをリリース

ユーザックシステムは在庫管理ソフトウェア「物流在庫名人」の販売を7月1日に開始することを明らかにした。

» 2005年06月28日 22時47分 公開
[ITmedia]

 ユーザックシステムは6月28日、都内で記者発表会を行い、在庫管理ソフトウェア「物流在庫名人」の販売を7月1日に開始することを明らかにした。物流在庫名人は、物流センターの庫内管理システム向けパッケージソフトウェア。従来はライセンスとカスタマイズで高いコストがかかっていたWMSを低コストで構築できるようになる。

 ターゲットなるのは、小売業に納品する製造卸業者、多品種の消費財を取り扱う企業など。同製品のライセンスは基本パッケージが250万円から。導入サポートサービスを含めても、500万円での導入が可能。小ノ島尚博取締役は、「カスタマイズを含めても1000万円程度で導入できる」ことをアピールポイントとしている。

小ノ島尚博取締役

 具体的に同社は、EOS、WebEDI、ASN、指定伝票、SCMラベルなど、納入先の物流サービスの要求や、オープンシステムによる在庫管理をしたい、物流コストを削減したいといったニーズに対応するために製品を開発したという。

 今後はまず、飲料、加工食品、日用雑貨、文具などを中心に、その後でアパレル業界向けの販売を強化する。

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