2005年第2四半期、インスタントメッセージング(IM)をターゲットにしたセキュリティ攻撃は、前年比で2747%増えた。IMlogic Threat Centerが7月5日、調査結果を公表した。
IM標的の攻撃には、ウイルス、ワーム、IM経由のスパム(SPIM)、マルウェア、フィッシングが含まれ、同センターによればIMに関する優先度の高い警告が、この期間中に15回出されたという。
企業環境で感染したIM対象ワームのトップ3は、Kelvir、Opanki、Gabby。また、IMのセキュリティ関連インシデントのうち、上位のAOL Instant Messenger、MSN Messenger、Windows Messenger、Yahoo! Messengerが全体の70%を占めた。
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