デルとEMC、コミュニティサイト「CURURU」のインフラを構築

デルとEMCジャパンは、NHN Japanの運営するオンラインコミュニティサイト「CURURU」の新規インフラに両社のサーバ/ストレージが採用されたと明らかにした。

» 2005年07月26日 17時04分 公開
[ITmedia]

 デルとEMCジャパンは7月26日、NHN Japanの運営するオンラインコミュニティサイト「CURURU」の新規インフラに両社のサーバ/ストレージ製品が採用されたことを明らかにした。

 CURURUは、NHN Japanが6月に開始したブログとSNS双方の要素を持ったオンラインコミュニティーサービス。会員登録すると、個人用の簡易ホームページに、ブログのように文章や写真を投稿できる日記やイラストなどを用いて自己表現を行えるのが特徴。

 NHN Japanでは、会員サービスを支えるための可用性とパフォーマンスにすぐれた標準技術に基づくインフラ構築が必要だったほか、顧客情報を守りながら、会員登録者数の増加に合わせて容量を拡張できる柔軟なシステム構築を目指していた。デル製品のコストパフォーマンスだけでなく、障害発生時のリカバリを含んだ保守サービス/サポートプラン、現実的な運用体制を可能にする技術支援などを評価したという。

 デルは、サーバ「PowerEdge」とEMCのファイバチャネルストレージ「Dell|EMC CX700」を中心に提供し、Webサーバファーム、ブログのユーザーデータ、登録情報を格納する分散データベースの構築支援を実施。具体的には、データベースサーバに6台の「PowerEdge 2850」を利用し、SANで「Dell|EMC CX700」に接続する構成となる。

 EMCの「Navisphere」を使って、ディスクアレイの構成・制御、セキュリティ管理、モニタリングも行っており、「Replication Manager」のディスククローニングで高速なバックアップ/リカバリも可能にした。

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