速報
» 2005年08月03日 19時33分 公開

英ロンドン爆弾テロに乗じた詐欺メールに警告

[ITmedia]

 英セキュリティ企業Sophosは8月2日、先日ロンドンで起きた爆弾テロに乗じた新手の電子メール詐欺に気をつけるよう警告を発した。

 このメールはロンドンの銀行の役員を装い、受信者に「あなたはロンドンの爆弾テロで亡くなったBT社員のガイルズ・ハートさんの親戚と確認されました」と伝え、ハート氏の口座に遺された980万ユーロ(およそ1200万米ドル)を送金するので銀行口座情報を教えてほしいと求める。Sophosによれば、このメールはインターネット上で広く送信されているという。

 同社は、これは個人情報を盗むための手口であり、詐欺師はその情報を使って受信者の銀行口座から金を盗んだり、なりすまし犯罪を犯すことができるとコンピュータユーザーに警告している。

 ハート氏は7月7日、ロンドンのタビストックスクエアでバスに乗っていて爆発に遭い、55歳で亡くなった。

 信ぴょう性を高めるために、このメールにはハート氏の死亡に関連するオンラインニュースへのリンクが含まれているという。

 「ハート氏はロンドンの爆弾テロの純然たる被害者だ。犯罪者たちは、嘆きに暮れる彼の家族のことなど考えず、彼の名前を他人から盗むために意図的に利用している」とSophosの上級技術コンサルタント、グラハム・クルーリー氏。「思いがけない遺産が転がり込んでくると称するメールには用心するべきだ。詐欺師が金や口座情報を盗むのによく使っている手口だ」

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