Symantec、エンドポイントコンプライアンスのSygateを買収

SymantecはSygate Technologiesを買収した。エンドポイントコンプライアンスを強固にする狙い。

» 2005年08月17日 16時05分 公開
[ITmedia]

 Symantecは8月16日、Sygate Technologiesを買収する契約を結んだと発表した。Sygateはカリフォルニア州フレモントに本社を置く、エンドポイントコンプライアンスのソリューション企業。

 エンドポイントコンプライアンスは、企業内でネットワーク接続されているすべての機器が適切なセキュリティソリューションに従って運用されていることを保証する仕組み。

 Symantecのセキュリティ製品およびソリューション担当上級副社長であるエンリケ・セイラム氏は「エンドポイントコンプライアンスにおける確固たるリーダー企業であるSygateは、企業のネットワーク全体を保護するために設計された、最初のユニバーサル型ネットワークアクセス制御システムを提供した会社である。その技術は業界標準に基づいたもので、導入も安価で済む」と述べている。

 この買収により、Symantec AntiVirusとSymantec Client Securityの利用者はSygateのNetwork Access Control(SNAC)エージェントを使ってエンドポイントコンプライアンスを確保することが可能だという。SymantecではLiveUpdateとLiveState Patch Managerと統合することにより、エンドポイントコンプライアンスをさらに強固なものにする計画だ。

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