ラック、データベースに絞ってセキュリティをチェック

ラックは9月1日より、データベースに特化してセキュリティ対策を点検し、改善案を提示する「データベースセキュリティ対策診断サービス」の提供を開始した。

» 2005年09月01日 15時55分 公開
[ITmedia]

 ラックは9月1日より、データベースに特化したセキュリティ対策の点検、コンサルティングサービス「データベースセキュリティ対策診断サービス」の提供を開始した。

 情報セキュリティ対策として、端末のウイルス対策やゲートウェイでのファイアウォール/IDS導入などが普及する一方で、重要な情報を格納するデータベースそのもののセキュリティ対策はあまり着目されてこなかった。

 ラックの新サービスはこの部分を補うもので、データベースシステムに脆弱性が存在しないか、また個人情報/機密情報漏えいのリスクがどの程度存在し、どこまで対策すべきかを点検したうえで、改善計画を提案する。

 診断に当たっては、ラックのデータベースセキュリティ専門家が問診表によるヒアリングを行うほか、データベースシステムの設定を現地で調査し、顧客のセキュリティポリシーと照らし合わせながら改善計画を作成する。またオプションとして、改善提案書に沿った設定変更や運用教育といった対策の実装、改善実施後の再検査なども提供するという。

 サービスの価格は、すべての項目を検査するフルサービスが400万円から、データベースそのものに焦点を絞った「簡易診断」が200万円から。サービスの対象は、当初、Oracleデータベースに限られるが、他のデータベースについても拡大を検討していくという。

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