XeonもOpteronも――ターボリナックス、64ビットCPU対応サーバOSを正式リリース

ターボリナックスは、64ビットCPUに対応したサーバ向けOS「Turbolinux 10 Server x64 Edition」を発表した。

» 2005年09月27日 21時00分 公開
[ITmedia]

 ターボリナックスは9月27日、64ビットCPU対応のサーバ向けOS「Turbolinux 10 Server x64 Edition」を発表した。

 同社は先日、デスクトップ向けLinuxディストリビューションの新版「FUJI」の概要を説明したばかり

 これに対しTurbolinux 10 Server x64 Editionは、カーネル2.6を採用したミドルレンジからエンタープライズサーバ向けのOSで、インテルの64ビットプロセッサ「Xeon」とEM64T、AMDの「Opteron」「Athlon 64」に対応している。両社のデュアルコアテクノロジにも対応した。

 64ビットのNative Java対応が図られており、「Tomcat」「JBoss」といったWebアプリケーションサーバのほか、JSP/Servletの開発フレームワークである「Struts」、さらに「PostgreSQL」「MySQL」といったデータベースを組み合わせたWebアプリケーション開発を64ビット稼動環境で即座に利用できる点が特徴だ。ちなみに、OSDLの「DBT-1ベンチマーク」による測定では、PostgreSQLを使用した環境で、Turbolinux 10 Serverに比べ約20%のパフォーマンス向上という結果が得られたという。

 Turbolinux 10 Server x64 Editionの価格は6万2790円で、10月14日より販売店およびオンラインショップを通じて販売が開始される。製品には、5年間無償のメンテナンスアップデートが付属している。

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