組織的な脆弱性スキャンとパッチ適用を実現、「Symantec LiveState Patch Manager」

シマンテックは、中規模企業/団体を対象としたパッチ管理システム「Symantec LiveState Patch Manager」を発表した。

» 2005年10月03日 23時46分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは10月3日、中規模企業/団体を対象としたパッチ管理システム「Symantec LiveState Patch Manager」を発表した。

 ウイルス/ワームに代表されるとおり、既知の脆弱性を悪用して感染を広め、ユーザーに害を与える悪意あるコードは数多い。Symantec LiveState Patch Managerは、WindowsプラットフォームのPCをスキャンし、必要なパッチを適用することで、脆弱性の修正とリスク削減を支援するツールだ。

 同社の管理/復元ソリューションのベースである「LiveStateアーキテクチャ」を基盤としており、専用サーバと端末に配布されるエージェント、管理コンソールから構成されている。単なるスキャン/パッチ適用だけでなく、ドメインなどを元にした対象システムのグループ化やスキャン/パッチ適用のスケジュール化などが可能。また、パッチ配布に要する帯域を節約するための、差分配布などの機能も搭載している。

 対応プラットフォームはサーバがWindows 2000/Windows Server 2003、クライアントはWindows NT 4.0/2000/XPおよびWindows Server 2003。ライセンス価格は、10〜24ライセンスの場合で4000円。

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